
悔いのない人生を!MONONOfFUです。
組織で仕事を進める上で、メンバー同士の信頼関係ってとても大切ですよね。
そんな中で、周りになかなか信頼されない人の特徴の1つとして「口だけの人」がいます。
言葉で周りを期待させるだけの人です。
「絶対に〇〇する、〇〇しなければならない」
こうした言葉を耳にすれば、当然ですが聞いた側、言われた側には最終的な結果に対する期待や使命感が生まれます。
しかし仕事は相手があることですから、全てが自分の思い通りにうまくいくとは限りません。
実際に行動してみても、想定していた結果が得られないことは多々あり、不本意ではあるものの結果として期待を裏切ってしまうことはあるでしょう。
しかしそれは実際に行動してみたものの、何かしらの原因で上手くいかなかっただけであり、期待に応えるべく行動していなかったわけではありません。
この場合、それが続けば仕事に対する「信用」は低下するかもしれませんが、あなた個人に対する「信頼」がなくなることはないでしょう。
ここでいう「口だけの人」はそれとは違い、言葉だけで実際には何の行動もしない人です。
言い換えるなら、「言うこととやっている事が違う人」とも言えるでしょう。
気がつけば、職場全体がそんな「口だけの人」に振り回されていた……なんてことありませんか?
特にそれが管理職と言われるような、職位が上にあるような人間であればその 影響は大です。
今回はそんな「口だけ上司」の特徴をみながら、 そうならないための方法をお伝えしていきます。
では参りましょう。
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Contents
いくら厳しい規則を作って、家臣に強制しても、大将がわがままな振る舞いをしていたのでは、規則などあってなきがごとしである。人に規則を守らせるには、まず自身の言動を反省し、非があれば直ちに改める姿勢を強く持たねばならない。

「甲斐の虎」と恐れられた甲斐(山梨県)の戦国大名、武田信玄公の言葉です。
「この人言うことだけは立派なんだけど・・。」
あなたの職場にも1度はこんな風に感じた事のある上司がいるのではないでしょうか?
あなたが感じた事は、同じことをすれば当然あなたも部下にそう思われる可能性があります。
そうしたレッテルを貼られたら最後、そのイメージを払拭するには相当な覚悟と時間を要します。
仮に仕事で失敗をしてしまい、一度信用を失ってしまったとしても、それはその後の努力次第でいくらでも取り戻すことが可能ですが、信頼は一度でも失ってしまった場合、それを回復するのは相当困難な作業です。
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信用と信頼

ここでいちど簡単に信用と信頼の違いについて確認しておきましょう。
信用とは
辞書によれば、
1. 確かなものと信じて受け入れること。
2. それまでの行為・業績などから、信頼できると判断すること。また、世間が与える、そのような評価
とあります。
つまり、日頃の嘘偽りのない言行や、それによって生じた結果に対する評価と言えます。
実績に重きをおいた、過去から判断する現在の評価です。
信頼とは
一方で信頼とは、
- 信じて頼りにすること。
- 頼りになると信じること。また、その気持ち
とあります。
こちらは評価するにあたり、その人自身の人柄や考え方、立ち振る舞いなどに重きを置いた評価と言えます。
信用が客観的なものであるのに対し、信頼は主観的です。
つまり、信頼は心証によっても大きく変動するものであり、お互いのやりとりの中で築いていくものでもあるといえるため、それが築けない、失うということはその互いのやりとりに原因があると考えるべきでしょう。
物事を理解していない口だけ上司が組織を壊す

上司として部下に指示をする。
その事自体に異議を唱える人はいないでしょう。
問題なのはその中身です。
その指示、ちゃんと部下に伝わっていますか?
なんならその指示をする意味、あなた自身がちゃんと理解しているでしょうか?
あなたがあなたの上司から訳の分からない指示をされたら困惑するように、あなたの部下もあなたの指示が不明瞭であれば当然ながら困惑するのです。
それでも分からないものを、分からないと言える関係性であればまだ良いのですが、もの言えぬ関係であった場合は深刻です。
結果何がおこるのか。
各々が勝手に忖度し、憶測で業務を遂行するようになり、
- 情報や指示が伝わりづらくなる
- 「誰が誰に指示を出すのか」という指揮系統が乱れる
- 「この仕事は誰の担当か」という職域があいまいになる
といった問題が発生します。
こうなると、その末路は悲惨です。
「課長からはAの仕事をしろと言われたが、部長はBをしろと言っている」
「新しい業務を誰が担当するのかきちんと決めていないから、何となく〇〇さんがやっているが業務超過している」
といったように、組織としての秩序は失われ、メンバーの一体感や帰属意識も薄まっていき、組織は崩壊への一途を辿っていくのです。
口だけ上司の特徴 其の1 出来もしない目標を語る

口だけの上司は、出来もしない・やろうとしないくせに、大きな目標を偉そうに語ります。
職位がそうさせるのか、はたまた自信のなさがそうさせるのか、とにかく言葉でマウントをとりたがります。
流行語大賞のように、毎回コロコロ変わる何処からか仕入れてきた覚えたての横文字を多用し、とにかく理想論ばかりを抽象的な言葉で並べ立てるのです。
あまりに抽象的すぎる言葉の指示は、言われた部下側からすれば世界平和の大切さを訴えられているようなもので、「じゃ、それに向けてまずは何をすれば良いのですか?」と言ったところで具体的な指示がくることはありません。
結果その案件が1ミリも前に進むことはなく、それどころか無駄に話しを聞かされ、ただただ貴重な時間を奪われるという地獄モードに突入し、本来の業務にすら支障をきたすという悪循環を生み出します。
口だけ上司の特徴 其の2 目標達成までの具体的な方法は人任せ

偉そうにグダグダとビジョンを語ったあとは、基本ぶん投げです。
仕事には役割がありますから、なにも口に出したからといって上司が全てやらなければいけないというわけではありません。
しかし指示した以上そこには任命も含め、結果に対する責任があります。
当然 その案件がうまくいっていない場合には、どうすればうまくいくのかといったようなアドバイスを行い、 ゴールまで導く責務があります。
ところがこの口だけ上司は、目標達成までの具体的な方法は自分で考えず、人任せにして自分は何もしません。
夢(口だけ上司の頭の中だけにあるビジョン)は部下が勝手に叶えてくれるものとでも思っているのでしょうか?
当然上司としては、達成までの道すじや戦略が見えているハズです。
戦略とまではいかないまでも、「何故その案件をすべきなのか」「それを達成するにはどうしたら良いか」ぐらい自分のなりの考えをもっていてしかるべきです。
そうであるからこそ、部下にも指導ができると思うのですが・・。
その後の結末はご想像どおりです。
上手くいけばまだ良いですが、上手くいかない場合は「できない」「使えない」と自らの責任を振り返ることもなく、一方的に部下のせいにして終わりです。
>>>併せて読みたい「できない・使えない」と言う前に考えるべきこと
口だけ上司の特徴 其の3 無闇に口出しだけはしてくる

仕事をぶん投げた後にやってくるのは、余計な口出しです。
意味不明な指示とはいえ、それでも部下は想像力をフルに働かせ、馬鹿な上司の望みを叶えようと必死に頑張ります。
無責任ではありますが、一度ぶん投げたならぶん投げたで、そのまま黙っていてくれればいいのですが、口だけの上司はそれができません。
何のタイミングなのか分かりませんが、思い立ったようにフラッと現れ、大して現場を知りもしないくせに、誰から聞いたのか妄想なのか、「あーしろ、こーしろ」と命令したり、やるべきことを「やらなくいい」と命令したりするのです。
しかもその命令はその時の気分次第で、筋の通らない朝令暮改であることが多いのです。
そんな調子で、上司が現場を理解しないまま末端スタッフに直接命令してしまうと、現場リーダーのメンツを潰すことになり、士気は一気に低下します。
また、現場リーダーの頭を飛び越え、末端のスタッフに口出しすることは、末端のスタッフからしても、誰の指示に従えばいいのか分からなくなり、混乱をきたしてしまう原因になります。
結果、チームは混乱し、チームが目指すべき目標達成がさらに遠のいていくこととなります。
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本日のまとめ

そもそも何故、そうした口だけの上司みたいな人が、上司という立場にいけたんですかね?

今も昔もそうした立ち回りだけは上手い奴はいるものよ。
そうしたことを見抜く事ができぬ奴が、組織のトップにいることが諸悪の根源とも言えるがのぅ。
ともすれば、トップにとって、それが一番都合が良かったのではないのか。

なるほど。
「実力があるから上にいける」とは限りませんからね。
ところで、口だけ上司にならないようにするには、部下とどのように関わっていけばよいのでしょうか?
どうすれば部下から信頼される上司になれるのでしょうか?

まず初めに1つ大事なことを言っておく。
部下から 信頼されるために何をするかではない。
貴様の常日頃の行動が結果として部下からの信頼を勝ち得るのだ。
如何に魅力的な言葉を並べ立てたところで、貴様がそのことを本当に深く理解し、心に留めおいているかどうかは日ごろの行動に現れる。
そして、たとえその言葉とは直接関係のないことであったとしても、 貴様に人間としての一貫性があるのかないのかを部下は常に見ておるのじゃ。
もちろん一方的に見られているだけではダメじゃ。
貴様も部下をしっかりと見てやらねばならぬ。
信頼関係とは、そうした相互の想いの上に築かれる関係なのじゃからのぅ。
それと部下との関わりであるが、貴様にある言葉を贈ろう。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」
大日本帝国海軍 第26、27代連合艦隊司令長官 山本五十六の言葉じゃ。
人の上に立つものが持つべき心得として的を得たものじゃとワシは思う。
これらの言葉が意味するところの本質とは何か分かるか?
それは”相手に敬意を払わなければ、人は動かぬ”ということじゃ。
前にも申したが、上司部下といえども同じ人間じゃ。
相手を軽んじ、言うことをきかせようとすればするほど、反発されたり、関係が構築できなくなるのは至極当然の結果じゃ。
会社組織である以上、当然上司として部下の意に沿わぬことも言わねばならぬこともあろう。
しかし、相手に対する敬意が根底にあれば、たとえそうした言葉に一時的に不満を感じることはあったとしても、いずれその意を理解してくれるはずじゃ。
所詮人と人との関係じゃ。
貴様が慈(いつくしみ)を持って 部下に接せぬかぎり、 部下もまた貴様に親しみを感じることはない。
相手がどうだこうだではない、貴様が部下との関係を考えるのであれば、まずは貴様がやってみよ!そうせねば何も変わらぬであろうぞ。






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