
悔いのない人生を!MONONOFUです。
本日は 人材育成について考えてみました。
フリーランスの方にはあまり関係のない話かもしれませんが、 1人でも部下をお持ちの方、とりわけ管理職と言われるようなチーム率いて仕事をしている方には誰にでも関わる話だと思います。
なぜ自分を成長させるだけではダメなのか?
なぜわざわざ自分の命の時間を使ってまで、我が子でもない他人を育てるという人材育成が必要となるのかを共に考えてみましょう。
では参ります。
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Contents
己の成長が一番ではないのか?

さて、あなたは今どんな立場にいるでしょうか?
入社後数年が経ち、プレーヤーとして結果を出し続けると(人によっては一定の年月が経過したことによって)ある時期から、社員・部下をマネジメントする立場に変わっていきます。
一般的にはこのときに、マインドを大きく転換する必要があると言われています。
そうです。いわゆるプレイヤーからマネージャーへの意識変換というやつです。
マネージャーとは組織において、各メンバーの能力や個性を引き出し、モチベーションを高めるポジションであり、そこには当然ながら人材を育てるということも含まれてきます。
しかしなぜ、 自分ではなく他人を育てなければならないのでしょうか?
何もわざわざ苦労して他人を育てずとも、自分さえしっかりしていれば、少なくなくとも自分1人は生き残っていくことはできそうです。
自分が1番できる、自分にしかできないことがあるからこそ価値が高まるのであって、それを誰もができるようにしてしまっては、そこに価値はなくなります。
それはまるで、他社に自社のマル秘情報を教えるという行為にも等しく、わざわざ自分の存在感を薄めるような行為をする必要が本当にあるのでしょうか?
求める世界の大きさと必要とする他人の力は比例する

では仮に人を育てるということには一切関わらず、自分のみを成長させることに専念できるとしましょう。
その成長の先にあなたは何を求めていますか?
己を磨きに磨いて出来上がった価値あるあなたが求める世界、実現したい世界とは、全てを自分1人で解決、達成できるものなのでしょうか?
もしそれが自分1人の力のみで実現できる、達成できるものであるというのであれば、今すぐ組織を離れ独立するのが最善の方法でしょう。
その方がよっぽど効率的かつ最速で目的を達成できます。
しかし仮にそうではない、自分一人の力だけでは到底成し遂げることが不可能であるというのであれば、当然そこには他人の力が必要になってきます。
そしてそれは、目指す世界が広大であればあるほど、より多くの他人の力を必要とするはずです。
助太刀は強者にこした事はない
他人の力には、自分の目的達成のためにそれを必要とする場合もあれば、自分が他の力として誰かの目的達成のために協力するというケースもあります。
もしあなたが前者の、自分の目的達成のために他人の力を必要としたとしましょう。
どんな力がお望みですか?
当然その力は大きければ大きいほど良く、目的達成に向けての強力なパワーとなり、達成の確率を格段に高くすることができるとは考えませんか?
それはあなた以外の人間が、他人の力を必要とした場合においても同じことが言えます。
達成したい目的が大きく、また広範囲に影響を与えるものであればある程、自分1人の力だけでは達成への難易度が上がるため、必要とする他人の力もより強力なものとなります。
会社とは目的達成のための集団組織

しかしここで1つ問題があります。
それは、協力してくれる他人の能力の差です。
人間は眠らずにはいられない
協力の意思を持つ全員が、常にこちらが求める力を有しているのであれば何の問題もありません。
が、それは不可能です。
そうした能力は、AIやロボットといった人間以外の何かに求めるしかありません。
人間は24時間365日永遠に働き続けることもできなければ、 この世における森羅万象全てに精通することもできません。
結果としてその多くを、必要な能力を有している他の力に頼らなければならなくなるのです。
すべては目的達成という軸でつながっている。
24時間体制での業務が必要となれば、朝から協力してくれる人、深夜に協力してくれる人が必要となります。
物を作ることに長けている人、それを販売することに長けている人、それらに携わる者をサポートすることに長けている人、それぞれの能力、適性に合わせてそれぞれの分野で目的の達成に向けて協力しているのです。
この目的達成に向けて進む集団組織こそが会社なのです。
そしてこの目的達成のためのプロセスを細分化したものが、各部署、グループに割り当てられた業務であり、その一つ一つが目的達成のためには必要不可欠なものなのです。
それは本来あなたの仕事

「あえて建前論で言うならば」と前置きしたうえで言いますが、あなたが日々行っている業務は、自身がある目的に共感し、その達成に向けて自らが望んでやりたいと志願したものです。
だからこそ、その組織を希望し、自ら入社を決断したはずですから。
もう一度いいますが、「建前で言えば」です。
そしてその組織における全ての業務は、目的の達成という一点で繋がっています。
ここで一度、あなたに課せられた業務内容について前提を合わせておきましょう。
あなたのチームに割り当てられている業務は会社が、
「あなたには目的達成のために、これ位の役割を割り当てます。でも、割り当てられた業務を1人でおこなうことは無理でしょうから、これぐらいのスタッフをつけますので、その力を利用して達成して下さい」
といってあなたに割り当てた役割りです。
あなたのチームに割り当てられている業務は全て、あなたに課せられた業務といえるのです。
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自分の責務を代わりに果たすもの

ここで今日の本題です。
何故人材育成が必要で、自分自身のスキルアップだけではいけないのか?
確かに、他人を育てるということは非常に手間がかかりますし、余計な不安や厄介事を背負い込むことに繋がりかねません。
やらなくて良いならやりたくありません。
では何故やらなければいけないのか?
それは一言で言うのであれば、目的達成のためです。
もし部下全員がいなくなったとしたならば、あなたはあなたのチームに割り当てられた役割を一人で全てこなすことができるでしょうか?
答えはNOでしょう。
となれば、部下を育てるということは、やるかやらないかではなく、必然的にやらなければいけないことなのではないでしょうか。
極端に言ってしまえば、本来自分が果たさなければならない役割の一部を、代わりに果たしてくれているのが部下とも言えるのです。
本日のまとめ

自分は、「自分さえしっかりしていれば良い」と思っていましたし、今も完全にそれが拭いきれていません。
部下を育てる暇があったら、正直、自分のスキルアップを優先したくなりますし、その方が自分の価値が上がると思っているんです。

ふむ、正直な意見じゃの。
ある程度まで成長すると、己一人で大きくなったような面をして一人前の口を叩く勘違い野郎も出てくるでのぅ。
貴様が言わんとしている事は分からんでもない。
がしかしそれは、1プレイヤーとしての話しであれば、じゃ。
一人でも部下を率いるリーダーであれば、その意識は捨て去り新たな視点を持たねばならぬ。
それが出来ぬのであれば、リーダーの職を辞するか己一人で生きる道を選ぶ方が、貴様にとっても組織にとっても良いのではないか。
左様なまでに、一軍を率いるものの意識というものは一兵卒とは異なるものじゃ。

おっしゃることはごもっとも。
しかし、部下とて皆同じではありません。
やる気のあるもの、成長意欲のあるものならばいざ知らず、明らかにそれが欠如しているもの、能力が欠けているものまで私が面倒を見るというのは合点がいきません。

では、貴様の上司に「部下の能力が低い故に、私目は与えられた役割りを達成できませぬ。もっと優秀な部下をつけて下さい」と申せば良かろう。
良いか、貴様のいう「自分の成長」のためにもしかと聞けぃ。
1プレーヤーからマネージャーへと役割が変化する時、この状況に置かれた際に持つ意識の差が、貴様のこれからに大きな差を生むということ、まずはしかと心得よ。
全てを周りのせいにして己ができること、出来そうなことのみをやるのか、全てを自分事とし、今ある環境の中での最適解を可能な限り模索していくのか、どちらの道を歩むのかで貴様のリーダーとしての資質は対極を成していくであろう。
持ち駒を如何に駆使して大望を成すかは大将次第である。
やる気のない人間、能力の欠けた人間、それらを含めて目的を達成するのが貴様に課せられた役割であるいじょう、そこに甘えは許されぬのじゃ。
厳しいことを言うておうるのは分かっておるし、現実世界での実現が難しいことも承知しておる。
しかし、とはいえ、そうじゃそうじゃと言うてばかりおっては、何一つ事は成し遂げることはできぬ。
組織で生きている以上、そこに属するものは、組織を勝たせるために動かねばならぬ。
ましてやそのために部下を率いる身であるならば、己一人が強くあること、皆が強くあること、組織が勝つためにどちらを選択すれば良いのか答えは明白であろう。
やる気のないものがおるのであれば、やる気などなくても構わぬ。
それでもその者がやるべき事をやらざるを得ない仕組みを作れ。
能力が足りぬ者がおるのであれば、能力の足らぬものでも活躍できる場所を作れ。
そうして貴様が持つ全ての持ち駒を駆使して、貴様が果たすべき役割を果たすのじゃ。
できるできぬではない。
そうした意識のもと動く義務が貴様にはある。
ワシの時代はそうせねば国が滅び、皆命を奪われたのじゃ。
今の時代とて、命までは奪われることはなかろうが、組織が滅びることはあるであろう。
人を育てるという事は、この世にある限り全ての業態に当てはまる行為じゃ。
貴様が足元だけを見て、現状の組織での立ち振る舞いに終始するのか、もっと高い視座でもって世の中を見渡し、どの世界に移り住んだとて通用する力を身につけるのか。
組織のため人のためと思うておったことが、意外と己のためになっていたということもあるものよ。






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